ワキガは病気じゃない!わざわざ手術して治さないと差別されるのは納得できない、という方へ

      2016/11/07

ワキガは病気ではありません。
遺伝によって親から引き継がれる体質です。

それなのにワキガだというだけで会社や学校では陰口を叩かれたり、異性から拒絶されてしまうことがあるのが現実。

病気ではない遺伝による体質で同じようにいわれのない差別をうけるものとして、男性の低身長、剛毛、天然パーマなどいくつかありますが、ワキガはそれらと比べて差別意識が強いように感じます。

海外では日本人と比べてワキガの割合が高く、治療をしないままの人が多いとも言われますよね。

なぜ日本ではこんなにワキガ体質だというだけで生きにくいのでしょうか。

日本では昔からワキガ差別があった

なんと奈良時代の万葉集にワキガを揶揄する歌が残っているのです。

童ども草はな刈りそ八穂蓼(やほたで)を穂積(ほづみ)の朝臣(あそ)が腋草(わきくさ)を刈れ
(子どもたち、草刈りはいいから、穂積の朝臣のワキの草を刈れ)

八穂蓼を:穂積に続く枕詞。
穂積:氏。
朝臣:姓。あそん、あそみとも読む。

この歌がいつ作られたかはわかりませんが、少なくとも1300年以上前からワキガを馬鹿にするような文化があったことは間違いありません。

日本は昔から民族の混じり合いが少なく、均質な文化が続いていると言われています。
ワキガでない人が圧倒的多数で、ワキガの人が少数なためどうしても揶揄される対象になってきたのです。

少数派はすべて差別されるわけではありません。
例えば10000人に1人だけ、ワキからバラの香りがするのであれば、逆に憧れの対象として崇められていたでしょう。

低身長の男性が近くにいても、周りの人にとってはどうでもいいことですが、ワキガの場合は臭くて不快になります。

「チビだけどいい人」「チビだけどイケメン」はたくさんいますし、背が低いことが個性で肯定的にとらえられることもよくあることです。

しかしワキガの場合は「いい人なんだけどワキガ」「イケメンなのにワキガ」と言われてしまい、「ワキガなところが好き」ということはありえません。

これは日本が文化的レベルが低く、まだ差別意識が根深いからなのでしょうか。

最近では「スメル・ハラスメント」などという言葉まで作られて、ワキガであることがセクハラやパワハラと同列かのように言われるようになり、逆にワキガ差別が強くなっています。

海外を見習って、ワキガを広い心で受け入れられるように教育を強めていかなければいけない問題なのでしょうか。

実は海外の人もワキガは臭いと思っている

ワキガの割合が高い海外の人たちは、ワキガ差別はありません。
教育が進んでいてワキガを受け入れようという心構えが出来ているというわけではなく、ワキガじゃない人の方が少ないので、陰口の叩かれようがないのです。

確かに海外の人は日本人と比べると体臭にはそこまで敏感ではないように感じます。
しかし実は海外の人たちは体臭を全く気にしないわけではありません。

ワキガという体質に対する差別はありませんが、体臭がキツいことに関しては、ハッキリと不快だと思っているのです。
そのため香水やデオドラントスプレーの消費量は相当な量になります。

ではなぜ海外ではワキガ手術がポピュラーでないのかにはいくつか理由が考えられます。

日本人ほど過敏ではないので香水やデオドラントスプレーでなんとかなる、体臭はワキの臭いだけではないので、ワキガ手術だけしても仕方がない、儲からないので医師が力を入れない、などです。

ただ日本が好きで日本に移住してきた海外の人の中には、体臭に対する差別にショックを受けてワキガ手術を受けるということもあるのだとか。

ワキガは手術してまで治さないといけないのか

この日本にワキガ体質として生まれてしまった以上、その運命とは戦わなければいけません。
どのように戦うのかはあなた次第ですが、選択肢はいくつかに限られます。

ワキガを日本中の人が受け入れるように社会を変える

そもそもワキガは体質なので、何も悪いことをしているわけではありません。
それをハラスメント行為と考える方が間違っていると考えるという選択肢。

ワキガ体質の人が声をあげ、差別をしている人を見つければツイッターで実名を拡散し、名誉毀損でガンガン訴える。
ワキガの香りを臭いと感じるのは慣れていないからで、どんどん嗅がせてフェロモンのように甘美なものと認識させる。

香水やデオドラントで隠したり、手術を受けようとするワキガ体質の人がいれば、ありのままの自分で生きるように諭し続ける。

相当なイバラの道である覚悟をして戦うというのであれば、無いとはいえない選択肢です。

海外に移住する

日本が変えることも難しい、自分を変えるのも納得がいかない。
それなら受け入れてくれる国に移住するという選択肢もあります。

海外と言っても間違って韓国や中国など、日本と同じようにワキガ体質の人の割合が少ないところに移住しないように気をつけて。

ただし、ワキガ臭が強い人は海外に行ったら何も対策をしなくてもよくなるわけではないことは上記の通り。

現状を受け入れて、折れない心を持つ

日本を変えることは難しい、しかし海外に移住とか、なんでワキガ体質で追い出されないといけないのか。

現状の日本でもワキガ差別をしない人はゴマンといる。
差別をする人に対しては、悔しいが仕事上や表面上の付き合いだけにとどめておく。
自分を高めて、ワキガなんてぶっ飛ぶほどの魅力があれば、本当に分かり合える仲間や恋人と楽しくやっていける。

短所をかばうのではなく、長所を伸ばす生き方はあるはずです。

さっさとワキガ治療して忘れる

女性はワキガよりももっとたくさんの体質によるいわれのない差別と戦っています。

剛毛であれば脱毛サロンに通い、一重まぶたならプチ整形を受け、頭髪が縮れ毛であれば縮毛矯正をし、歯並びが悪ければ矯正し、ニキビが出来やすければ皮膚科に通い、脂肪がつきやすい場合、ジムに通って食事制限をするなど、キリがありません。

それらと比べるとワキガ手術は楽なもんです。
ささっと受けて、ワキガのことを忘れてしまうというのも一つの手でしょう。
最近は技術が進んでいるので、一度の手術で再発することなく、治療跡も目立ちませんので、一生ワキガで悩むことなく生きられます。

自分の人生ですので、どのように生きるのか決めるのはあなたです。
私ならさっさと手術してしまいますけどね。

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