【脱毛の仕組みQ&A】なぜ毛を抜いてもまた生えてくるの?

      2016/12/26

ムダ毛処理を自分でしてもすぐに生えてきてしまいます。

でも脱毛サロンやクリニックで脱毛をすると全くムダ毛が生えてこなくなったり、剛毛だった毛がうぶ毛程度のものがちょっと生えるだけになったりしますよね。

科学や医学の進歩はすごい!ということで終了でもいいのですが、なぜ自分で毛を剃っても抜いても何度でも生えてくるのか??
純粋に不思議に思う方のために、できるだけわかりやすく解説してみました。

剃っても伸びてくるのは当たり前

ムダ毛はいくら剃っても、剃っても剃っても伸びてきますよね。
多分それは不思議だと思っている人はいないと思います。

ムダ毛を剃っているうちに生えてこなくなることはありえません。
皮膚の中に毛がしっかり残っていてそれが長くなるだけですから。

shaving

逆に剃るとムダ毛が濃くなるのでは?という心配をしている人も多いのでは?

なぜムダ毛を剃ると濃くなるように感じるのかというと、自然な毛先より毛を剃ると剃ったところの断面が太く見え、そのまま毛が長くなるからです。
実際は毛が太くなっているわけではありません。

ムダ毛を剃ることの問題は毛が太くなることではなく、肌を痛めることです。
鋭利なカミソリで何度も皮膚をこするわけですから、肌荒れをするのは当然で、さらに色素沈着をしてしまう恐れがあります。

ムダ毛はなくなっても黒ずんだワキを見られるのは恥ずかしいですよね。
できればムダ毛はカミソリでそらず、早目にちゃんと脱毛したほうが良さそうです。

毛根から抜いてもまた生えてくるのはなぜ?

剃っても伸びるのはわかりますけど、毛抜きでしっかりと毛根から抜いてもまた毛が生えてくるのはなぜでしょうか。

毛が伸びるのは毛根辺りの細胞が分裂して増えるから、と聞いたことがあります。
だったらその大元の毛根が皮膚の中からなくなったらもうムダ毛は生えてこなくなるのでは?

確かに毛根から毛を抜くと、次に毛が生えてくるまでに時間がかかりますが、実は毛の元は毛根の中にあるわけではありません。

removal_after

本当の毛の元になるのは毛根の下にある毛乳頭です。
毛を抜いただけでは毛乳頭は元気なままです。

ちなみに毛は無理やり引き抜かなくても、一定の期間が過ぎると自然に抜けてしまいます。
そのときももちろん毛乳頭は元気いっぱいで、血管から毛乳頭に栄養が送られてまたムダ毛を作り出すのです。

毛乳頭ってなに?

毛乳頭は毛の製造工場のようなものと考えればわかりやすいと思います。

毛は工場で作られた製品です。
いくらそれを抜き取っても工場が稼働すればいくらでもまた作られますよね。

逆に言えばムダ毛をなくしたければ、その工場を破壊してしまえばいいということがわかります。
そこでレーザーを当てたり電気を流して、毛乳頭を破壊することで永久に毛を生えてこないようにするのが、永久脱毛です。

毛乳頭自体は工場なので、そこで毛を生産するには材料が必要になります。
その材料は血管を通って運ばれてくるものがほとんどなのですが、それだけでは毛を作ることはできません。

毛は細胞分裂をして増えるのですが、細胞分裂というのはコピーです。
原画をコピーして、そのコピーを更にコピーして、更にコピーして、どんどんコピーして増えていきます。

血管から運ばれてくる材料はコピーをするときのインクや、コピー機を動かすための電気のようなもの。
となると残るは原画が重要になってきますよね。

その原画を毛包幹細胞といいます。
(ちなみにコピーは毛母細胞といいます。)

毛包幹細胞ってなに?

毛包幹細胞は毛の設計図を持った細胞だと思ってください。

人間の細胞には毛になるもの、皮膚になるもの、爪になるものなどいろいろな種類があります。
赤ちゃんになる前の受精卵はどこが何になるかまだ決まっていない状態ですが、そのうち役割が決まってきて人間の身体を作っていきます。

もし人間の身体のすべての細胞が毛でも皮膚でもなんにでもなれるのであれば、足りなくなったら勝手に修復してくれるようになるはずです。
この夢のような細胞を作り出す可能性を秘めているのが、ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授のiPS細胞ですが、まだ実用化には至っていません。
ムダ毛をなくす話ではなく、薄毛の治療という意味でこの毛包幹細胞の再生は、何億人という人が待ち望んでいることでしょう。

逆に言えば、この毛包幹細胞さえなくなれば、いくら毛の生産工場である毛乳頭が元気でもムダ毛が生えてくることはなくなります。

毛乳頭の破壊は日焼けをしていたり色黒の人の場合、レーザーや光では難しいですし、痛みを伴うことが多く、毛周期の関係ですべて完了させるまで長期間かかります。
そこで別の方法として、毛包幹細胞をなくすことが出来ればいいのですが、最近までこの毛包幹細胞がどこにあるのかわかっていませんでした。

毛乳頭の近くで使われるので、その辺りにあるだろうと思われていたのですが、実は毛乳頭がある場所の少し上のバルジ領域というところにあることがわかりました。

ちなみに原画にあたる毛包幹細胞だけではなく、その絵に色を塗る(髪の毛に色を付ける)色素幹細胞というものもバルジ領域にあることもわかり、白髪対策にも希望が出てきました。

抜け毛や白髪の原因が毛包幹細胞で17型コラーゲンが作られなくなることではないか、ということまでわかってきているのですが、この研究結果を脱毛に活かせる日はまだまだ先になりそうです。

脱毛をするには毛乳頭かバルジ領域か

現在、脱毛サロンやクリニックで脱毛をする場合、毛乳頭かバルジ領域のどちらかを破壊するか弱らせる方法が紹介されています。

どちらの方がいいのでしょうか?

毛乳頭の破壊のメリット・デメリット

毛乳頭の破壊の方法のメリットは、実際に経験している人の人数が多く、施術方法や効果がある程度わかっていることです。

デメリットとしては、今は黒い色に集まるレーザーや光を使って毛乳頭を破壊する方法が主流なのですが、毛周期の休止期の間は全く効果がありませんので、全体を完了するまで長い期間が必要になります。

更に色黒の人の施術や、うぶ毛や白髪の脱毛が難しいことも挙げられます。
針を使って電気脱毛をすればうぶ毛や白髪でも毛乳頭に刺激を与えられるのですが、激痛で時間がかかり高額なため負担が大きくなります。

毛乳頭に作用するレーザーを使用しているクリニック

湘南美容クリニック

アレキサンドライトレーザーを搭載したジェントル・レーズを使用しています。
(湘南美容クリニックは、バルジ領域に作用する「メディオスターNeXT PRO」は基本的に男性の脱毛用に使用。)
SBC根こそぎレーザー脱毛3400円

アリシアクリニック

アリシアクリニックは日本人の肌に最適だという研究結果があるライトシェアデュエットを使用しています。
アリシアクリニック

バルジ領域の破壊のメリット・デメリット

バルジ領域の破壊のメリット・デメリットは毛乳頭破壊の逆になるのですが、やはりまだ歴史が浅く効果や施術方法について専門家のすべてが認めているわけではないことです。
現時点ではバルジ領域だけを狙って破壊する効率的な方法が見つかっているわけではありません。

しかし逆に理論的には毛乳頭の破壊より負担が少なく確実なのではないか、という意見もあるようで、永久的な効果についての議論は数年では決着がつかないでしょう。
ただもう既に何万人という人が効果を実感しているので、おそらくこれから少しずつ主流はバルジ領域に作用させる脱毛へ移行していくのではないかと思います。
近い将来ではレーザーや光を使わない脱毛方法が出て来るかもしれませんね。

というわけで実は現時点でバルジ領域に作用するレーザーはバルジ領域だけに作用するわけではなく、メラニン色素に反応する波長のレーザーを使っていますので毛乳頭にも作用しているのです。

バルジ領域に作用するレーザーを使用しているクリニック

リゼクリニック

リゼクリニックはバルジ領域に作用するレーザーで現在一番信頼が高い「メディオスターNeXT PRO」を使用しています。
毛乳頭に作用するレーザーであるライトシェアデュエットもありますので、詳しくはカウンセリングで相談してみましょう。

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ワガママ月額

レヴィーガ・クリニック

恵比寿で人気のクリニック、レヴィーガ・クリニックも「メディオスターNeXT PRO」を使用しています。

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レヴィーガクリニック医療脱毛

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