力まかせにやってない?筋肉量を増やすにはスロトレがオススメ
2016/11/21
筋トレというと、どうしても力まかせにやったり、常に激しい動きをするイメージが強いですよね。
スロトレとはスロートレーニングの略で、激しい動きとは逆にゆっくり行うことで、筋肉への負荷を強めるトレーニングです。
特別な種目を行うわけではなく、通常と同じ種目を低重量でゆっくり行うだけですので実践しやすいのも特徴です。
目次
スロトレするとどんな効果があるの?
筋肉量が増加する
スロトレでは時間をかけて動作するので、筋肉の緊張状態が長く続きます。すると脳は「激しい運動をした」と思い込み、破壊された筋肉を修復しようと成長ホルモンの分泌が活発になります。
成長ホルモンは骨や筋肉の成長を促進させてくれますので、筋肉量を増やして基礎代謝の高い太りにくい身体を手に入れることができるのです。
怪我のリスクが少ない
スロトレでは低重量、もしくは自重などで行いますので、高負荷な高重量を扱いません。ですので高負荷トレーニングと比べて怪我などのリスクが圧倒的に少ないです。
激しい筋トレは怪我のリスクも高く(特に初心者)、一度怪我をしてしまうとトレーニングに復帰するのに時間を要するので、その点でもスロトレはオススメです。
正しいフォームを意識できる
筋トレを力まかせに行っていると、正しいフォームでトレーニングができず、効果が半減してしまいます。
しかしスロトレはしっかりフォームを意識して行えますので、筋肉への効きも意識してトレーニングができ、正確なフォームのを身に付けることができます。
スロトレにはデメリットはないの?
スロトレでは主に「遅筋」を鍛えるので、瞬発的なトレーニングには向きません。
またゆっくりした動作でトレーニングを行うので、実際のスポーツの場面などでうまく力を発揮できない場合があります。
ですのでスポーツをされている方は、通常の練習は瞬発力トレーニングの補助としてスロトレを取り入れるのがオススメです。
普段のトレーニングにスロトレを取り入れてみよう
スロトレのルールは簡単です。
・最低でも5秒以上かけて動作を行う
・なるべく少ないセットで限界まで追い込む
例えば腕立て伏せをする時、通常の腕立て伏せは腕の上下の動きを合わせて2秒から3秒くらいですが、これを6秒以上かけて行います。
腕を下すのに5秒、上げるのに5秒、合わせて10秒くらいで行うと効果的です。
また腕を伸ばし切ってしまうと筋肉の緊張状態が解かれてしまいますので、腕を伸ばす直前くらいでまたすぐに腕を下すとより効果的なスロトレができます。
スロートレーニングは通常のトレーニングと同じですが、実際やってみるとかなりキツいことがわかります。
体幹が鍛えられ筋肉量も増えますので、ぜひトレーニングに取り入れてみましょう。
