ワキガによる洋服の黄ばみの落とし方
2016/09/12
ワキガの方の多くが悩んでる『黄ばみ』。
せっかく買った白いシャツもワキの部分が黄ばんできてしまい、これでは何回も着れません。
では、ワキガによる洋服の黄ばみはどうやって落とせばいいのでしょうか。
ワキガによる洋服の黄ばみの落とし方
漂白剤につけおきする
漂白剤はニオイを落とす力がとても強く、黄ばんだシャツも白く漂白してくれます。
しかし漂白剤にはいくつか注意点があり、まず白いもの以外は色落ちしてしまう可能性があります。
またウール、シルク、ナイロンなどの記事は素材が変色してしまう可能性があるので注意が必要です。
重曹につけおきする
ワキガの黄ばみには漂白剤だけでなく重曹も効果的です。
重曹は正式は炭酸水素ナトリウムというアルカリ性物質で、パンのふくらし粉や胃薬などにも使用されており、口に入っても安全に使用できます。
そしてこの重曹には漂白効果があり、大さじ1杯の重曹を水に溶かし黄ばんだ洋服を一晩つけおきして、その後に洗濯機で洗濯してみて黄ばみが落ちるかどうか試してみましょう。
クリーニングに出せば黄ばみは落ちる?
誰もが考える『クリーニングに出せばどんな汚れでも落ちる』という幻想。
ワキガの黄ばみはクリーニングに出せば落ちるのでしょうか。
答えは『ワキガの黄ばみはクリーニングではほぼ落ちない』です。
クリーニングはドライクリーニングといって水を使わず専用の液体で汚れを落とすのがメインになります。
多少の黄ばみなら落とせるのですが、あまりにも変色してしまっている場合は『これは生地を傷めてしまうので落とせません』と断られてしまう可能性があります。
ドライクリーニングにもクリーニングの限界があるので、『せっかくクリーニングに出したのに黄ばみがちゃんと落ちてない』とトラブルになることも少なくないそうです。
ということで、ワキガの黄ばみをクリーニングに解決してもらうのは少し難しいかもしれません。
黄ばんでから落とすんじゃない!黄ばまないようにするんだ!!
あなたがワキガや多汗症であった場合、白いシャツが黄ばんでしまうのは仕方ありません。
ですので黄ばんでしまってから黄ばみを落とすのではなく、黄ばまないようにするのがおすすめです。
ワキガの原因はワキの下の皮膚に潜んでいるアポクリン汗腺がニオイの原因なのですが、このアポクリン汗腺を除去するのがワキガのニオイ対策には効果的です。
ワキガの治療には『剪除法』『ミラドライ』『ボトックス』など、たくさんの治療方法があります。
値段やメリットデメリットもさまざまですので、病院やクリニックでカウンセリングして自分に合う治療法を探すのがオススメです。
ぜひこの機会にしっかりとワキガ治療をして、洋服が黄ばんでから落とすのではなく黄ばまないようにしましょう。
