ベイザーハイデフとベイザー4Dスカルプトの違いとは
2016/06/23
ベイザー脂肪吸引は痩せるために余分な脂肪を除去する施術ですが、ただ細くなるだけでは美しいスタイルを手に入れることはできません。
確かに脂肪吸引がまだ難しい手術だった時代は、患者の要望も細くすることに主眼が置かれていました。
そのため出来るだけ根こそぎ吸引できれば満足されることが多く、医師それぞれの独自のセンスで施術していればよかったのです。
しかしできるのであれば、女性の場合は出るところは出て、ひっこむところはひっこんでいるグラマーなスタイルに、男性であれば陰影がある筋肉質な身体になりたいという要望を叶えたい。
そう考えたある医師が脂肪吸引と脂肪注入を組み合わせて肉体美をデザインする施術を開発しました。
それがベイザーハイデフ(VASER Hi Def)とベイザー4Dスカルプトです。
ベイザーハイデフとは
ベイザーハイデフとは2002年にコロンビアの形成外科医であるアルフレッド・ホヨス(Alfredo Hoyos)が開発したボディデザイン技術です。
ただ脂肪を吸引して細くするだけではなく、どこをどのように吸引して、どこに脂肪を注入すれば美しい肉体になるのかを研究し理論化したものになります。
もちろんそれまでにも吸引した脂肪を注入してバストアップする施術はあったのですが、太いところをフラットに細くして、胸を大きくするだけの単純なものでした。
美容整形といっても外科手術であり、医師は安全性を第一に考えた技術の習得だけでも大変で、デザインまで独自で腕を高めろというのは酷というものでしょう。
そこでベイザーハイデフは医師にデザインの理論を身につけられるようにした画期的な技術だったのです。
ベイザー4Dスカルプトとは
ベイザーハイデフの開発から9年後の2011年にホヨス医師が開発したのがベイザー4Dスカルプトになります。
ベイザーハイデフの理論は確かに美しいボディラインを作ることは出来たのですが、「人形のような作られた美しさ」だと感じられる場合があったのです。
さらに元々の体格によっては理論通りの仕上がりにならない場合があることもわかってきました。
なぜそのような問題点が出てきてしまうのか、ホヨス医師が研究した結果たどり着いた答えは、「動いているときの状態までデザインしなければならない。」というものだったのです。
今までは静止している状態での肉体をデザインしていたため「人形のような作られた美しさ」のように感じられたり、体格によって仕上がりが変わってしまっていました。
そこで筋肉が動くときの皮膚と脂肪の構造まで加味して研究したところ、非常にダイナミックな活きた身体をデザインできるようになったのです。
ベイザー4Dスカルプトはどこで受けられるの?
ただ脂肪を吸引するだけではなく、デザイン面まで技術を身につけられている医師は日本でもほんの僅かしかいません。
現時点でベイザー4Dスカルプトの認定医は日本で12名のみです。
関東圏ではザ・クリニック、北村クリニック、湘南美容クリニックしかありませんので、もし興味がある人はすべてのクリニックでカウンセリングを受けることをオススメします。
料金に関しては湘南美容クリニックがやや安い程度で、各クリニックともほぼ差はありませんが、体格や部位によって異なるため見積もりを確認してください。
