ケイ素にはどんな効果があるの?
ケイ素は骨や関節、血管、皮膚、髪の毛、歯、爪など、非常に多くの部位に含まれている、生命維持に欠かせない栄養素の一つです。
ケイ素はコラーゲンやヒアルロン酸などを構成する物質で、結合組織をより丈夫にする働きをもっています。
またコレステロールなどの脂肪を排出したり、血管の柔軟性を高めたりします。
ケイ素が不足したらどうなるの?
ケイ素が不足すると以下のような症状があらわれます。
「爪が割れる」
「髪が抜けやすくなる」
「シワができやすくなる」
「骨がもろくなる」
「動脈硬化を引き起こす」
コラーゲンやヒアルロン酸などのサプリメントをたくさん摂っているのに、「爪が割れる」「髪が抜けやすくなる」「シワができやすくなる」などの症状が改善されない人は、ケイ素が不足している可能性が高いです。
また骨粗鬆症の原因ともされており、アメリカのフラミンガム子孫研究においては、ケイ素の摂取量が1日40mg以上のグループは、1日14mg以下のグループよりも、骨密度が約10%も高いことがわかっています。
またケイ素が不足することにより、血管が硬くなることもわかっています。血管が硬くなると動脈硬化の原因にもなります。
ケイ素が含まれた食品
コラーゲンやヒアルロン酸などは体内で生成されるものですが、ケイ素は体内で生成されないため、食品で補給していく必要があります。
しかし含有量が微妙で吸収される量も極めて少ないため、食物から安定した量を摂取するのは非常に困難です。
ケイ素が豊富に含まれている食べ物は以下のとおりです。
・とうもろこし(100g中19mg)
・アスパラガス(100g中18mg)
・ひじき(100g中10mg)
・乾燥わかめ(100g中7mg)
・いちご(100g中6mg)
・玄米(100g中5mg)
1日40mgが理想だとして、とうもろこしを200g食べても若干足りないくらい、食品からケイ素を摂取するのは非常に難しいのです。
また上記の一覧を見るとじゃがいものケイ素の含有量が突出しているのがわかります。
これだけを見れば「じゃあ毎日じゃがいもだけいっぱい食べてればいいじゃん」と思いますよね。
でもちょっと待ってください!!
たしかにじゃがいもにはケイ素が豊富に含まれていますが、じゃがいもを毎日たくさん食べるのはすぐに飽きてしまいますし、芽や皮に含まれているソラニンは毒素としても有名です。
炭水化物も豊富なので太る原因にもなってしまいます。
糖尿病の治療のためにケイ素を摂取したい場合は、炭水化物を大量に取るのは本末転倒です。
そうなってくるとやっぱり毎日手軽に、そして継続できるような食品があれば続けやすいですよね。
ケイ素を効率よく摂取しよう
ケイ素は定期的に摂取していきたい。でもなかなか食品から摂取するのが大変。
そんな方にはサプリメントでの摂取が効率良く摂取できてオススメです。
ズバリこんな方にオススメ!
・糖尿病など生活習慣病に悩んでいる人
・血糖値が気になる人
・健康維持に興味がある人
・食べたいものが制限されている
・運動が苦手