永久脱毛は体に悪い?脱毛の副作用はあるの?
2016/07/04
格安脱毛サロンが全国的に増えてきたため、ムダ毛処理はサロンでしてもらうことが当たり前のようになってきました。
ただ脱毛サロンでの脱毛は永久脱毛ではないので、どうせなら医療レーザーで永久脱毛したいという人も多いのではないでしょうか。
そこで気になるのがレーザーを体に当てるということ。
脱毛用のレーザーは体に悪いのでしょうか?
何か副作用があるのでしょうか?
永久脱毛を行う医療レーザーについて
医療用の脱毛レーザーとは光を増幅させて、メラニン色素の色に吸収される波長に調整したもの。
ルビーレーザー、アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザー、YAGレーザーなどの種類があり、それぞれ照射できる波長が異なります。
脱毛用のレーザーはおおよそ700nmから1000nmの波長で、紫外線は長いものでも380nmです。
太陽の光はいろいろな波長の光を含んでいるため、紫外線のように体に悪影響を及ぼす場合がありますが、脱毛用のレーザーはその心配はありません。
人工的に作ったものとしては、レントゲン撮影のX線やガンマ線などは遺伝子を傷つけて癌を発症させる可能性がありますが、それらは10nm以下の波長なので脱毛用レーザーとは全く異なります。
脱毛用のレーザーは肌の表面から3~4ミリ程度のところまでしか到達しませんので、皮膚がんになることはないのです。
永久脱毛は全く体に何も影響はない?
脱毛用のレーザーが遺伝子を傷つけないことから、その点では副作用はないと言っていいでしょう。
でも永久脱毛のレーザーは、人によってはその激痛に耐えられないという話もあります。
そんな痛みを感じるものが体に全く影響がないとは思えないですよね。
脱毛用のレーザーの痛みのイメージとしては、輪ゴムでパチンと弾いたような感じです。
それを何発もやられるため、体に悪影響はありませんが、精神的に辛いと感じる可能性はあります。
ただ、精神的に辛いと感じることが大問題の場合があります。
それは妊婦さんです。
基本的に妊娠や授乳中の場合は、脱毛施術をお断りされます。
お腹の中にいる胎児や、母乳を飲んでいる赤ちゃんに影響が出てしまう心配があるからです。
もちろんレーザーが直接胎児に届くこともありませんし、母乳の成分が変化してしまうなんてことはありえません。
問題はレーザーの痛みによるストレスなのです。
妊娠していることに気づかず脱毛施術を行っている人もいると思いますが、心配の場合はかかりつけの病院で聞いてみた方がいいと思います。
また、生理中はホルモンバランスが崩れて、肌荒れをあしてしまうことが多くなるので脱毛施術をオススメ出来ません。
痛みに弱いので麻酔をして脱毛したい場合の副作用
レーザー自体の副作用がなくても、麻酔に関しては副作用がゼロではありません。
レーザー脱毛時に使用する麻酔は笑気ガス麻酔とクリームを塗る麻酔になります。
笑気ガス麻酔は鼻から亜酸化窒素と酸素から出来たガスを吸うという麻酔。
昔は吸入器の質が悪く酸欠状態になるという事件があったため、悪い印象があるかもしれませんが、ガス自体の副作用はほとんどありません。
ただ、麻酔は酔わせるものですので、その酔いが気持ち悪く感じて吐き気がしたり、頭痛がしてしまう人は使うことができません。
塗るタイプの麻酔は、歯医者さんでも使われているのでイメージが湧きやすいと思います。
こちらはアレルギーを持っている人には使えませんが、それ以外では非常に安全です。
脱毛をしてヤケドしたというニュースを見たことあるんだけど?
2014年に脱毛サロンで多くの人がヤケドを負ってしまったという事件が大きくニュースで取り上げられました。
あの事件は医師免許がない業者が、光脱毛の出力を高くして施術したため起こったのですが、正規のクリニックではほぼありえない状況です。
確かに脱毛用のレーザーも黒い部分に反応してしまうため、日焼けによる肌のシミやアザ、タトゥーなどに反応してヤケドをする可能性はゼロではありません。
しかし部分的な場合はテーピングなどを行い、光が当たらないように保護をしてからの脱毛となりますし、全身が日焼けしていて真っ黒な場合は施術をしてもらえません。
クリニックではないのに『永久脱毛』を謳っている激安脱毛サロンなどにだまされないように気をつけていれば大丈夫です。
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