糖尿病が原因の皮膚の症状とは

   

糖尿病が原因で起こる症状については、病気にかかっている全患者のうちの約30%ほどが、なんらかの皮膚の病変が認められています。
肌に見られる症状としては、肌の乾燥やかゆみのほか、手足のしびれなどが多いです。

どうしてこれらの症状が引き起こされるのかについてですが、手足の血流が悪くなってしまい、手足の部分にまで充分な栄養がいかなくなってしまうために起こります。

では、具体的にどういった皮膚病が出るのでしょうか。

1.糖尿病性潰瘍

足の皮膚に発症する糖尿病合併症の症状として最も代表的なものになります。
気づかずに放っておくと、菌による皮膚の炎症が皮膚の内部にまで進行してしまい、細胞が壊死してしまいます。

炎症を起こした箇所から菌が入り、皮膚や皮膚内部の細胞を破壊します。出血、膿などを伴い、結果的に壊死して、足を切断することになってしまう場合があります。

これは足に出来た傷から発症することが多いので、小さな傷でも気になるようでしたら早めに病院に行きましょう。

2.皮膚感染症

糖尿病になると、尿の中に含まれるブドウ糖が皮膚に付着してしまう場合があります。

するとカビの種である真菌が集団で蔓延するので、皮膚が炎症を起こすようになり、陰部に痒みが生じる場合があります。

真菌症の代表的なものには水虫という名で知られる白癬菌(はくせんきん)がありますが、これが糖尿病に合併して発症すると、健常者に比べて菌が広がる範囲が拡大したり、症状が重くなったりしてしまうのです。

糖尿病の方は免疫力も低下するため、こういった菌に感染しやすくなります。

また性病などの原因となるカンジダは、口の中の粘膜や亀頭、外陰部などにあらわれる細菌ですが、この細菌も糖尿病と合併しやすいので、普段から陰部などを清潔に保っておくことが必要です。

3.リポイド類壊死症

細い血管が阻害されて起きる症状で、中央部が黄色っぽく外側がドス黒い色をした班が浮き上がってきます。

主に下腿の前面にできることが多いですが、手の甲や腕にも出来る場合もあります。

自覚症状がないことが多いのですが、放置しておくと皮膚に潰瘍ができてしまう場合もあるので注意が必要です。

関連する疾患には前脛骨部色素斑(ぜんけいこつぶしきそはん)や多発性環状肉芽腫(たはつせいかんじょうにくげしゅ)があります。

4.糖尿病性潮紅

高血糖などが原因で末梢血管などの細い血管が障害を受けて、赤ら顔になったり、手足の指や掌、足の裏が赤くなる症状がでてきます。

5.糖尿病性水泡

火傷後のような水泡ができる症状です。ワセリンなどを塗っておくと数週間で治るケースがほとんどですが、数日たっても治らない場合は別の症状が出ていたりする場合もあるので、すぐに病院で診察してもらいましょう。

糖尿病患者の場合は乾燥や小さな傷を作っただけでも、これらの症状を悪化させやすくなってしまう可能性が高いため、感染症などには十分に注意していく必要があります。

肌の乾燥やかゆみに対する対策として有効な方法としては、入浴のときには熱い風呂などは避けてぬるめの風呂に浸かるようにしておくと良いです。また長湯も乾燥の元となりますので、できるだけ長湯も避けておきます。10分から15分前後を目安にするのがよいでしょう。

化粧水などは入浴後に肌の水分が残っているときに塗るのがオススメです。

↓↓オススメの水溶性ケイ素サプリメントはこちら↓↓
ウモ・ウモグリーン

 - ケイ素(シリカ), 生活習慣病