ビタミンビタミンって、ビタミンにはどんな種類があるの?ビタミン13種を知ろう
2017/03/01
ビタミンが足りないと身体の体調が悪くなったり肌の調子が悪くなるというイメージはみなさん持っていると思います。
ですので巷では、ビタミン類のサプリや食品がたくさん売られていますが、ひとえに「ビタミン」と括っていますが、ビタミンにもたくさんの種類があるのです。
その数全部で13種類!
では、ビタミンにはどんな種類があるのでしょうか。
目次
ビタミン13種を知ろう
まずビタミンは大きく「脂溶性」と「水溶性」の2つに分けることができます。
脂溶性ビタミン
脂肪性ビタミンは脂に溶けやすく身体に溜まりやすい性質を持っています。ですので過剰摂取をしてしまうと、身体に溜まってしまうので注意が必要です。
また水溶性と比べて熱に強く加熱による損失が少ないので、加熱調理してもあまり気にすることはありません。また水に溶け出すことも少ないので十分な水洗いをしても大丈夫です。
ビタミンA
皮膚や目を健康に保って免疫力を高めてくれます。
鶏や豚のレバーに多く含まれています。
ビタミンD
カルシウムの吸収を手助けして、骨や歯を丈夫にする働きがありますので、骨粗しょう症予防などに最適です。
ビタミンE
抗酸化作用があり活性酸素を除去してくれます。
アーモンドなどに多く含まれています。
ビタミンK
血液を凝固させて出血を止める働きがあります。
緑黄色野菜や納豆などの発酵食品に多く含まれています。
水溶性ビタミン
水溶性は水に溶けやすく身体には溜まりません。ですので過剰摂取しても必要量以上は尿などによって排出されるようになっています。
水に溶けやすいので、水に長く浸けているとどんどんとビタミンが溶け出してしまいます。
また水溶性ビタミンは熱に弱く、火を加えるとビタミンが損失してしまうので、なるべくなら生で食べた方がオススメです。
ビタミンC
ビタミンの中では一番有名で、血管や皮膚を守ったり抗酸化作用があるので活性酸素を除去してくれます。
野菜や果物に多く含まれています。
ビタミンB1
糖分をエネルギーに変換するのに必要な栄養素です。
うなぎなどに多く含まれています。
ビタミンB2
さまざまな栄養素がエネルギーに変換するのを助けてくれます。
乳製品や肉類などに多く含まれています。
ビタミンB6
食事から身体に必要なタンパク質を再合成して成長を助けてくれます。
ニンニクなどに多く含まれています。
ビタミンB12
赤血球を作るのを助けて貧血を予防してくれます。
シジミや赤貝に多く含まれています。
ビタミンB5
パントテン酸ともよばれており、 細胞の修復など、免疫力アップにも大きな力を発揮します。
レバーや卵黄に多く含まれています。
ナイアシン
糖質や脂質を燃やしてエネルギーを作り出したり、二日酔いの原因となるアルコールを分解するときに働く「酵素」を助ける働きをしてくれます。
レバー、魚、肉などに多く含まれています。
葉酸
ビタミンB12と共に赤血球の生成を助ける働きをしてくれます。
レバーやうなぎなどに多く含まれています。
ビオチン
コラーゲン生成を助ける作用や頭皮の血行促進の効果があります。
卵や納豆に多く含まれています。