昔はあんなに筋肉あったのに…マッスルメモリーを呼び起こそう
2016/11/21
現代人は仕事や家事などで時間がとれず、どんどん運動不足の人が増えています。
ところで、あなたは学生時代なにか運動をしていましたか?
過去に運動をしていたり筋肉をつけていた人は、初めて筋肉をつけようとしている人よりも筋肉がつきやすくなっているのです。
なので「昔はやってたけど、もう年も年だし筋トレは、、、」という人は、もう一度筋トレ始めてきませんか?
過去に筋肉がついている人はなんで初めての人より筋肉がつきやすいの?
では、なぜ過去に過去に筋肉がついている人はなんで初めての人より筋肉がつきやすいのでしょうか。
それは「マッスルメモリー」が原因なんです。
マッスルメモリーとは
マッスルメモリーとは、過去につけた筋肉が落ちてしまっても身体がそれを記憶しており、トレーニングを再開することで、全くの初心者よりも短期間で元の筋肉を取り戻せることです。
たとえば一度自転車に乗れるようになったら、10年ぶりに自転車に乗ることになっても、脳が乗り方を記憶しているので、意外とスイスイ乗れてしまいます。
このように、脳や身体が感覚的に記憶していることで、初めて筋トレをする人よりも筋肉がつきやすくなっているのです。
筋肉が落ち始めるのは人にもよりますが、大体1ヶ月以上の期間筋トレをしないと筋肉量が減ってくるようです。
しかし筋トレをしていると筋繊維の本数自体が増えます。筋トレを辞めると筋繊維自体は細くなっていくのですが、本数が減るわけではないので、何もしていない人より筋肉が大きくなるのが早いようです。
思うように筋肉がつかなくても焦らない
では、久しぶりの筋トレではどういうところに気を付ければいいのでしょうか。
「マッスルメモリー」の力を過信すると、思うように筋肉がつかなくて焦ったり、嫌になって辞めてしまいそうになりますが、いくらマッスルメモリーの力があっても、1ヵ月で何キロも筋肉がつくわけではないのですから継続が大事です。
急に「昔はこれくらい挙げれた」と、自己記録近い重量で挑戦しようとすると怪我してしまうので気を付けましょう。
マッスルメモリーを呼び起こそう
「筋トレは一度やれば、やめても無駄になるわけではない」というのはわかったかと思います。
昔筋トレに励んでいた人はこれを機に再びあの頃の肉体を目指してもいいですし、今後のためのマッスルメモリーを今から作り始めてもいいでしょう。
今まで筋トレをしていたのに仕事の忙しさや怪我で離脱して、それをキッカケにトレーニングを止めてしまったという人は多いです。
人間はすぐに習慣化してしまうので、筋トレを「やらない習慣」ができるとやらない生活が続いてしまいます。
逆に筋トレを「する習慣」を作ってしまえば、「トレーニングしないことがストレス」になっていくので、昔やってたのにいつの間にか離脱した人も、途中で忙しくなって挫折した人も、再チャレンジしてマッスルメモリーを実感しましょう。
