ダンベル VS バーベル!!筋トレするにはどっちがいいの?
2016/11/21
筋トレといえばダンベルやバーベルですが、結局筋トレをするにはダンベルとバーベル、どっちがいいのでしょうか。
答えは、、、、
どちらが優れているかは一概に決められません(笑)
そりゃそうですよ。どちらか片方のが100%優れていたら、もう片方の存在意義がなくなってしまいます。
ということでダンベルとバーベル、それぞれのメリットやデメリットなどをまとめてみたいと思います。
目次
ダンベルのメリット
可動域が広い
バーベルは長い棒なので、例えばベンチプレスでも胸につくラインまでしか下げられませんが、ダンベルを使ったダンベルフライでは、胸のラインよりも下まで下げられるので、より胸に効かせることができます。
また角度も自由に変えれるので、ひねったりの動作なども自由に行えます。
種目が多い
上の「角度を自由に変えれる」というところに通ずるのですが、角度を自由に変えれる分、行える種目も圧倒的に広がります。
インナーマッスルが鍛えられる
ダンベルはバーベルと違い左右別々に持つので、バーベルと比べてバランスが悪いです。バランスが悪いということは、そのバランスの悪い状態でバランスを保とうとするので、腕のインナーマッスルも同時に鍛えることができます。
左右の筋力差を補える
これはどういうことかというと、たとえば右腕より左腕の方が筋力が劣っていた場合、左手で扱う重量を少し重くして左右の筋力差を補うことが出来るのです。
置き場所に困らない
筆者は重量調整できるダンベルが4つありますが、特に置き場所に困ったことはありません。
しかしもしバーベルを置くとしたら、ラックを設置したりと置き場所に困ってしまいます。
バーベルのメリット
高重量を扱いやすい
50kg以上のダンベルはなかなか売っていないですし、置いているジムもほとんどありませんが、バーベルでは100kg以上に設定するのは、プレートを替えるだけなので簡単に設定することができます。
BIG3といわれる
・ベンチプレス
・デッドリフト
・スクワット
は全てバーベルで行う種目です。
そもそもBIG3がこれだけ有名で大事とされているのは、それぞれ大きな筋肉を鍛える種目だからです。大きい筋肉を鍛える時に同時に小さい筋肉を鍛えることはできますが逆は難しいので、まずは大きい筋肉から鍛えるのが大事なのです。
目標を設定しやすい
バーベルでは「目標○○kg」と目標を設定しやすいですが、ダンベルで片手で扱うので「目標○○kg」と目標を設定しずらいですよね?
ダンベルよりバーベルの方が初心者向き?
意外と思うかもしれませんが、実はダンベルよりもバーベルの方が初心者向きです。
なぜかというと、ダンベルよりもバーベルの方がバランスが良いので、急に変な部位に負荷がかかって痛めてしまったり、落としてしまって怪我をするリスクが圧倒的に少ないです。
そしてこの「バランスの良さ、怪我のリスクの低さ」の最たる器具がマシントレーニングです。
バランスが良いということは「バランスをとる必要がない」ので、バランスをとるための筋力は養われません。
もし「初心者なのでまずはダンベルから」と考えている人がいたら、「まずはバーベルから」スタートする方がオススメです。
もちろんそれぞれにメリットがあるので、併用して行ってもいいと思いますし、ベンチプレスで記録が伸び悩んでいる人の多くが「ダンベルトレーニングを取り入れたらまた記録が伸びた」と言っています。
「どんな種目をやればいいのかわからない」「そもそもどんな種目があるの?」という方は、パーソナルトレーニングジムで専門のトレーナーにイチから見てもらうのもオススメです。
