「筋トレで身長が止まる」は嘘!正しい筋トレで競技パフォーマンスアップ
2016/11/21
学生時代からたくさん筋トレしてると「筋トレし過ぎると身長止まるぞ」と言われたりしますが、実はこれが都市伝説だったって知ってますか?
では、そもそも身長は何で決まるのでしょうか?
目次
身長は何で決まるの?
遺伝
一番よく言われるのは遺伝ですが、意外と遺伝子の影響は大体20〜25%くらいといわれています。
睡眠
睡眠時に成長ホルモンが分泌されており、幼少期の睡眠時間が少ないと成長ホルモンが分泌されず身長が伸びません。
しかし睡眠はただ「たくさん眠ればいい」というわけでなく、睡眠の「質」がとても重要になります。
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類があります。
レム睡眠(浅い眠り)
ちょっとした物音で目覚めたり、脳は起きているので夢を見たりします。睡眠の質が低いため、成長ホルモンの分泌は少なめです。
ノンレム睡眠(深い眠り)
脳も身体も休息している状態です。睡眠の質も高く、成長ホルモンの分泌も活発になっています。
睡眠の質を高くする方法
・寝る前はテレビやスマホなどを見ないようにする
光や情報が脳を刺激して、睡眠の質を下げてしまいます。
・寝る前は筋トレや激しい運動をしない
神経が緊張して、眠りにくくなります。
・寝る前に食事をしない
眠っている間も胃が活発になり、眠りが浅くなってしまいます。
栄養
身長を伸ばすのに特に重要な栄養素は以下になります。
・マグネシウム
・亜鉛
・たんぱく質
幼児期にミルクの飲みが悪かったり、離乳食が進まない子供は、その後も小食傾向が続き、低身長になる可能性が高まります。
運動
定期的な運動をすると、適度に筋肉や骨を刺激することで成長ホルモンが分泌され筋繊維や骨組織を成長させます。
適度な運動や遊びは、夜しっかり眠るためにも重要です。
実は愛情も大事?
低身長症の中には、幼少期に虐待やいじめなどの強いストレスがきっかけでなる「愛情遮断性低身長」というものがあります。
情緒が不安定になることで睡眠や食事をしっかりとれなくなてしまい、成長ホルモンの分泌量が減ることで成長がのびなくなってしまうのです。
たとえば子供の前で夫婦喧嘩をしていると、子供にはたいへんなストレスになり、愛情遮断性低身長になってしまう可能性があります。
身長を伸ばすにはたくさん筋トレしてたくさんを睡眠をとるのが大事
身長はさまざまな要因で決まるものですが、筋トレをすることによって身長が止まるということはありません。
むしろ身長を伸ばすのに筋トレは効果的なのです。
身長は成人を越えるとなかなか伸びないので、若いうちからどんどん筋トレしてたくさん寝て、成長ホルモンを分泌させてぐんぐん身長を伸ばしましょう。
