もう一度「正しい走り方」について考えよう

      2016/11/21

「走る」という行為は、ほとんどのスポーツで行われている動作であり、日常生活でも多くの場面で使います。

早く足を出して前へ進めばそれは「走っている」状態なので、誰にでも行うことができますが、誰でも行えるが故に「正しい走り方」について考える人は多くありません。

しかしほとんどのスポーツで行われており、かつ日常生活でも使う動作なのに、正しい走り方を知っているのと知らないのでは大きな差が生まれます。

人間の身体は十人十色なので、一概に「正しい走り方」の決まりのようなものはありませんが、知っている上で自分なりの正しい走り方をしているのと、知らないで自己流で走っているのとでは大違いです。

では、まず一般的に正しい走り方とはどういう動きなのでしょうか。

正しい走り方とは

そもそも「走る」という動作は、片足状態になり足を動きたい方向へ順番に出していくことで素早く移動する動作です。
両足が地面に着いたまま走ることはできませんし、身体を傾けて重心を行きたい方向にずらさないと移動出来ません。

そして「正しい走り方」ですが、「短距離」と「長距離」では若干フォームが変わってきます。

慶応大学が短距離走と長距離走の走法の違いについて調べた論文によると、

「速い走り方の方が足を大きく振っており遅い方はあまり振られていない.つまり速い走り方はひざが強く引き付けられていることがわかる.」

榎本篤也『短距離走と長距離走の走法の違い』

短距離は瞬発的にスピードを出すため、全身を使って前に進みます。そのため手足の振りが大きく、逆に長距離は持久力を維持するため、上半身のパワーをそこまで必要としません。

たしかにダイエット目的だったら両手も大きく振った方が全身運動になるのですが、マラソンなどの競技では「無駄な力」は使わないよう、省エネで走っていることがわかります。

短距離の走り方

長距離の走り方

しかしスポーツだと「前に進む」だけではないですよね?

ではスポーツでの「走り方」を考えるとき、どんなことを意識して走ればいいのでしょうか。

身体をコントロールすることが大事

スポーツでは急にダッシュしたり、ドリブルしながらだったりボールを持ちながら走ったりしますよね?

要するにあなたが行っている競技によって「正しい走り方」は違うのです。

しかしいくつか共通することがあります。

それは「姿勢」と「重心」です。

どのスポーツ選手もそうですが、一流選手はみんな姿勢が良いことに気づきます。

そして姿勢が良いと体幹がしっかりするので、自分の思い通りに身体を動かすことができます。

たとえばサッカーだったらクリスティアーノ・ロナウド選手のドリブルがとてもわかりやすいです。

クリスティアーノ・ロナウド選手のドリブルはスピードの緩急だったり、左右の切り返しなどを使って相手を翻弄します。

しかし動画を見るととても姿勢が良く、軸がブレていないのがよくわかります。

バスケットのレブロン・ジェームズ選手のドリブルも見てみましょう。

非常に素早く、かつダイナミックにゴールを決めていますが、レブロン・ジェームズ選手も軸が全くブレていません。

競技によって「正しい走り方」は違うのです。

「何の為に」走っているのかを考えてみよう

あなたは何の為に走っているのでしょうか?

「痩せるため」だったり「競技パフォーマンス向上のため」に走っている人が多いと思いますが、もう一度「何のために走っているのか」を考える必要があります。

痩せるためだったら手足を大きく振って全身運動してもいいですし、スポーツでは前に進むだけでなく左右や後ろに進んだりとさまざまなシチュエーションを想定して走りこむ必要があります。

また体幹を鍛えて姿勢を良くすることで、次の動作に移るスピードも増しますし、軸がブレないので「走りにスピードが出る」「当たり負けしない」など、ただ惰性で走っているだけよりも数倍効果的に競技パフォーマンスを向上させることができますので、ぜひもう一度「正しい走り方」について考えてみましょう。

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