アルコールやタバコは本当に筋肉に影響するの?
2016/11/21
ダイエットや筋トレをしている人でもお酒やタバコが好きな方はたくさんいると思います。
「アルコールやタバコは身体に悪い」というイメージを持ちながらも止められない人は多いです。
目次
タバコとアルコールは筋肉や運動能力にどんな影響があるの?
タバコ
心肺機能の低下
一番顕著にあらわれるのが「心肺機能の低下」です。
よく「タバコを吸うとスタミナがなくなる」といわれていますが、これは肺の機能が低下し酸素を取り込む力が衰えてしまうのです。
血流制限
トレーニングをして回復するにはたくさんの酸素や栄養素が必要になります。血流が制限されてしまうと、せっかく摂取した栄養素や酸素を運ぶための血流が制限されてしまうため、回復を阻害してしまいます。
化学物質
筋肉と直接関係があるわけではありませんが、タバコには4000種類を超える化学物質が含まれており、発がん性物質の数は60種を超えるといわれています。
健康を害する化学物質がこれだけ入っているのに、筋肉に良いわけがありません。
アルコール
テストステロン値の低下
アルコールを摂取すると、テストステロンの分泌量が減ってしまうのです。
コルチゾールの増加
コルチゾールは強いストレスを受けたときに分泌される物質で、筋肉を分解する働きがあります。
アルコールを摂取すると、このコルチゾールが増加してしまうのです。
脂肪を貯蔵させる
体内でアルコールが分解されるとアセチル補酵素Aという物質ができます。
アセチル補酵素Aが蓄積すると脂肪酸の合成が増え、脂肪貯蔵の増加に繋がってしまいます。
またこれは直接アルコールの影響ではありませんが、アルコールを飲むとおつまみが食べたくなってしまいます。このおつまみがカロリーや塩分が高いものが多く、かなりの脂肪を蓄えてしまいます。
そして飲み会をすると夜更かししたり、二日酔いで筋トレのパフォーマンスに影響したりと、筋トレのサイクルが狂ってしまうことが多いです。
お酒を飲みたくなったらどういうお酒を飲めばいいの?
もちろん我慢できるのであれば飲まないにこしたことはないですが、どーせ飲むなら糖質の少ないお酒の方がオススメです。
糖質の多いお酒
・ビール
・梅酒
・カクテル
・日本酒
糖質の少ないお酒
・ワイン
・焼酎
・ウイスキー
・ブランデー
せっかく糖質の少ないお酒をチョイスしても呑み過ぎたり、甘いジュースなどで割ったりしては意味がありません。
タバコもアルコールも我慢することで大きなストレスを抱えていたら本末転倒です。
でも筋肉への悪影響も多いので、少しずつ減らしてみたりする努力をしてみましょう。
