タマゴをいっぱい食べて血液検査をしてみた結果

      2016/11/27

今でもコレステロールは体に悪いというイメージが一般的に定着しています。

確かにアテローム(粥状)動脈硬化になった血管を調べると、コレステロールが溜まっていることは事実で、コレステロールを食べない方がいいように誤解してしまうことは仕方がないかもしれません。

しかし誤解のまま、常識のようになってしまってはタマゴを扱っている業者さんたちにとってはたまったものではないですよね。

そこで一般社団法人日本卵業協会が農畜産業振興事業団、太陽化学株式会社、キューピー株式会社、全農、アメリカン・エッグボード、アメリカ卵栄養センターなどの協力のもと、卵のコレステロール関連の学術論文を集めました。

さて論文を調べた結果はどうだったのでしょうか?

タマゴをいっぱい食べて血液検査をしてみた結果

先に結論を書いてしまいますが、54報のうち45報が卵を食べても血中コレステロール値に影響しないという結論でした。

具体的にどのような実験をしたのかをいくつかご紹介します。

  • 116人に1日2個のタマゴを3ヶ月間食べ続けてもらったが、影響はなかった。
  • 70人に5ヶ月間、毎週3~14個のタマゴを食べ続けてもらったが、影響はなかった。
  • 8人にタマゴ35個を主食とした食事を30日間続けたが、影響はなかった。
  • 110人に1ヶ月間、750mgの卵黄を食べ続けてもらったが、影響はなかった。
  • 15年間毎日タマゴを25個食べている88歳のおじいさんを調べたが、血清コレステロール濃度が正常だった。そのおじいさんはコレステロール吸収率が健常成人よりも低かった。

このようにタマゴを食べてもコレステロール値に影響しないという結果が出ています。

なぜタマゴをいっぱい食べても大丈夫なの?

タマゴ1個(50g)にはコレステロールが約210mg含まれていて、これは他の食品と比べるとコレステロールの含有量は多めです。

しかしタマゴにはコレステロールが動脈壁に沈着するのを抑える不飽和脂肪酸も多量に含まれていることと、善玉コレステロールの増加に役立つレシチンが卵黄に多く含まれているため、動脈硬化の予防にいいのではないか、とすら言われています。

上で紹介した実験はタマゴを食べたときのコレステロール値を調べたものばかりでしたので、「タマゴには不飽和脂肪酸やレシチンが多いから大丈夫なだけであって、他の食品でコレステロールを摂るとやっぱ体に悪いのでは?」という疑問があるかもしれません。

実際は人間の体にあるコレステロールは80%が体内で作られるため、食物としてコレステロールを多く摂取したところで体内で作る量を減らせばいいだけなので、ほとんど悪影響はないのです。

アメリカではタマゴが体に悪いという風評が出てから、タマゴ全体の売上が半分ほどに落ち込んでしまったそうですが、最近やっと誤解が解け始めて少しずつ売上が戻ってきているのだとか。

メタボや糖尿病、高血圧などが気になる人は、コレステロールが含まれている食物を控えるより、もっともっと大切なことが他にあるのです。

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